研究課題/領域番号 |
17H02587
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
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研究分担者 |
清水 知子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (00334847)
大山 真司 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (00778946)
水嶋 一憲 大阪産業大学, 経済学部, 教授 (20319578)
伊藤 守 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30232474)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ポストメディア / 創造産業 / デジタルメディア / コミュニケーション / ネットワーク / 情動 / メディア / 文化 |
研究実績の概要 |
(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外のネットワークを整備した。そのために科研参加メンバーを中心にポストメディア研究会(Post-Media Research Network)を企画運営し(現在参加メンバー約40名)、定期的な研究会を開催した。研究者の報告者は、5月研究会ロージ・ブライドッティ、6月研究会ナタリー・フックス、7月研究会アレックス・ザルテン、依田富子、スコット・ラッシュ、アンソニー・ファン、12月研究会マイク・フェザーストーン、また研究会に合わせてホームページを作成し、情報の集約と発信を行っ た。詳細はHP(http://postmediaresearch.net/)を参照。 (4)研究代表者と分担者全員で8月にフィリピンで開催された国際学会「インターアジア・カルチュラルスタディーズ)」でパネル発表が受理され、「Post-Media Ecologies and their Practices」というテーマの下、研究分担者がそれぞれペーパーを発表した。こうした活動を集約するために2020年3月にマイク・フェザーストーン、玉利智子をロンドン大学から招聘し国際学会を東京芸術大学で企画していたが新型コロナウイルス感染拡大のために次年度へ延期となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2020年3月に日英創造産業比較の研究会を兼ねた国際シンポジウムをロンドン大学と準備をしていたが、新型コロナウイルスのためにシンポジウムが延期となったため。また大学キャンパス、図書館等の施設の利用ができなかったので、新しい環境整備に多くの時間と労力が割かれた。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス対策をしっかりとしながら、研究方法の確立を図る。とりわけ日英比較研究がインターネットを中心とした調査・研究でどのように可能なのか、その方法論を探る。
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