研究課題/領域番号 |
17H02600
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研究機関 | フェリス女学院大学 |
研究代表者 |
小ヶ谷 千穂 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00401688)
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研究分担者 |
大野 聖良 神戸大学, 国際文化学研究科, 特別研究員(RPD) (20725915)
原 めぐみ 和歌山工業高等専門学校, 総合教育科, 助教 (90782574)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 日比間の人の移動 / JFC / 支援組織 / 移住女性 |
研究実績の概要 |
研究最終年にあたる本年は、研究のまとめと成果発信を中心に研究活動を行った。 2019年5月26日に立教大学で開催された移民政策学会2019年度年次大会において、3年間の研究成果について研究代表者・分担者それぞれが個別報告を行った。 2019年8月24日には、フィリピンの移住労働関係の重要な研究機関であるScalabrini Migration Centerにおいて、”Research Findings Workshop on Role of the Support NGOs for Migration between the Philippines and Japan: Focusing on the Issues of Migrant Women and JFC”、と題した研究成果報告のワークショップを開催した。ワークショップには、本研究において協力を仰いでいた3団体(DAWN、マリガヤ・ハウス、Batis)に加えて、フィリピンの移住労働研究者や市民団体の関係者など約30名の参加者を得、3年間の研究で得られた支援組織の3つの役割(①言説生産者、②帰国した移住女性およびJFCにとっての“第3空間”③日本社会との間接的な接続と新たな移動の促進)について活発な議論を交わすことができた。また、協力団体との今後の共同研究プロジェクトについて意見交換も行うことができた。 2020年3月には、小ヶ谷・大野・原の共著論文「日比間の人の移動における支援組織の役割:移住女性とJFCの経験に着目して」をフェリス女学院大学文学部紀要に発表し、本研究の締めくくりとした。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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