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2021 年度 研究成果報告書

「貧困学」のフロンティアを構築する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02606
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関東京都立大学

研究代表者

阿部 彩  東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (60415817)

研究分担者 可知 悠子  北里大学, 医学部, 講師 (10579337)
末冨 芳  日本大学, 文理学部, 教授 (40363296)
村山 伸子  新潟県立大学, 人間生活学部, 教授 (80219948)
安藤 藍  東京都立大学, 人文科学研究科, 助教 (20750441)
小田川 華子  東京都立大学, 人文科学研究科, 客員研究員 (60424991)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード貧困 / 社会政策
研究成果の概要

本研究では、自治体が行った子どもの生活実態調査などを異なる学術分野の研究者らによって共同にて分析をし、子どもの貧困に関して健康、労働、教育といったさまざまな角度からの知見を得ることができた。またその作業の結果、多様な分野の研究者が共同で貧困を分析することができる協働関係が構築され、子どもの貧困調査研究コンソーシアムといった組織および次に続く研究プロジェクトの開拓に繋がった。また、これら研究成果を、32回の公開研究会、ホームページ(述べアクセス数18万回)及び一般市民や議員、マスコミ、行政職員向けの講演会、研修などの場にて還元した。

自由記述の分野

社会政策

研究成果の学術的意義や社会的意義

貧困は複合的な事象であり、単一の学術分野からの理解では、その解決にはつながらない。本研究は、貧困の学際的な協働研究の先駆けであり、本研究で培われた研究者ネットワークは、日本における貧困学の設立の第一歩になることができた。また、貧困を解決するためには、研究者のみならず、一般市民や行政、政治家、マスコミなどに貧困の実態の理解が浸透する必要があり、本研究は貧困の知識を得る国内でも有数の基盤として機能し、その結果日本の一般市民に貧困の理解が進んだと考えらえる。

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公開日: 2023-01-30  

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