研究分担者 |
呉 世雄 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 講師 (00708000)
仁科 伸子 熊本学園大学, 社会福祉学部, 准教授 (30707683)
長谷川 真司 山口県立大学, 社会福祉学部, 講師 (50438868)
末田 千恵 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (50622685)
|
研究実績の概要 |
全国の自治体の介護保険者を、高齢化率と高齢者人口密度によって6つのクラスターに分類し、クラスターごとに介護保険事業の経営効率性をDEA(データ包絡分析)によって算出した。そして、クラスターごとに経営効率性の高い介護保険者をモデルとし、より効率性を高めるための介護保険事業の提供のあり方について提起した。また、地域の特性に応じた先駆的な取り組みを行っている地方自治体についてヒアリング等を行い分析をした。2017年12月現在設置されている69の居住支援協議会に対してアンケート調査を送付しその結果を分析して報告書としてまとめた。これらの研究活動による研究実績は以下の通りである。 1.雑誌論文 金 吾燮,地域特性に応じた介護保険事業の効率性についての実証的研究,法政大学大学院人間社会研究科博士論文,(2018),210頁,査読あり、宮城 孝・金 吾燮,地域特性に応じた地域包括ケアシステムの経営効率性と統合化に関する実証的研究,地域ケアリング,Vol.19No.10,(2017)、草平武志・長谷川真司,人口減少社会・少子高齢化社会、過疎地域の福祉で支えるまちづくり,コミュニティソーシャルワーク,第20号,(2017)、仁科伸子,高齢化が進む地域を基盤とした住民による地域福祉実践の成立メカニズムに関する研究,熊本学園大学社会福祉研究所報,46号,(2017)、仁科伸子,地域の課題に立ち向かう~社会福祉事業による共生のまちづくり~,くまもとわたしたちの福祉,第71号,(2017)、 2.学会発表 仁科伸子,中山間地において地域包括ケアシステムによるエイジング・インプレイスを実現するための課題の検討,第135回社会政策学会、Nobuko Nishina Social Welfare Corporations Effect Aging Community in Japan Aging & Society,2018年、 3.報告書 洪 心路,居住支援協議会の組織形態及び支援機能に関する研究調査報告書,(2018)30頁
|