研究課題/領域番号 |
17H02617
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 熊本学園大学 |
研究代表者 |
堀 正嗣 熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (60341583)
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研究分担者 |
鳥海 直美 四天王寺大学, 人文社会学部, 教授 (00388688)
吉池 毅志 大阪人間科学大学, 人間科学部, 准教授 (60351706)
農野 寛治 常磐会短期大学, その他部局等, 教授 (30300338)
栄留 里美 大分大学, 福祉健康科学部, 講師 (60708949)
久佐賀 眞理 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (10312167)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | アドボカシー / 権利擁護 / 地域移行 / エンパワメント / 意見表明支援 / 意思決定支援 / 意見表明権 / 虐待防止 |
研究成果の概要 |
施設訪問アドボカシーの実践方法をアクションリサーチにより明らかにした点が本研究の成果である。実践プロセスは、事前協議⇒説明⇒意見形成支援⇒意見表明支援⇒フィードバック⇒モニタリングであることが明らかになった。あわせて、アドボカシー実践を行うためのマニュアル、ツールを開発することができた点も成果である。さらに施設訪問アドボカシーには基盤活動と本来活動との2重構造があること、意見表明支援と意思決定支援の連動、地域移行への志向が重要であることが明らかになったことも成果である。
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自由記述の分野 |
障害学・社会福祉学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アドボカシーの実践方法、関係機関の連携方法、アドボケイト養成方法、スーパービジョンの方法などが明らかになったことにより、現在厚生労働省で検討されつつある社会的養護のもとで生活する子どものアドボカシーの制度化、各施設への導入に示唆を与えたことが社会的意義である。また障害児者福祉における子どもの権利と成人障害者の権利、意思決定支援と意見表明支援の関係構造を明らかにした点が学術的成果である。
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