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2019 年度 研究成果報告書

Cutting Edge Reflective Practice to Promote Teacher Development on an International Scale

研究課題

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研究課題/領域番号 17H02676
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育社会学
研究機関岩手大学

研究代表者

Hall James  岩手大学, 教育学部, 准教授 (80361038)

研究分担者 小川 春美  岩手大学, 教育学部, 准教授 (30598561)
田代 高章  岩手大学, 教育学部, 教授 (70294486)
山崎 友子  岩手大学, 教育学部, 教授 (00322959)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード授業研究アプリ / レフレクティブ・プラクティス / ワードプレス / 外国語教師教育 / タイにおける外国語教育 / 日本における外国語教育 / 授業研究 / eポートフォリオ
研究成果の概要

本研究の成果は主に3点ある。1点目は技術的なものだ。本研究チームはワードプレスというCMSを活用し、授業研究アプリを開発した。プラグインをワードプレスと組み合わせると、利用者はこのアプリ上で、授業についての交流ができる。ワードプレスには、利用者や管理者が授業研究から得られた知識を保管しておく機能がある。2点目は、国際的な共同研究ができたことだ。本研究には国内外の教育者がかかわり、アプリはタイ、日本、ミャンマーの小中学校や大学において、数学、英語、国語の授業で使われた。最後は岩手大学の英語の教員養成に貢献できたことだ。授業のフィードバックや得られた知識を記録しておくことができるからである。

自由記述の分野

教師教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的な意義は、授業研究アプリの使用を通して、より妥当な省察的実践を学校現場、及び大学で行うことができた。さらに、優れている教育実践の例をオンラインで保存することができた。社会的意義としては、タイと日本の教育者の共同的な関係を築くことができたことである。14名のタイの教育者が日本の学校と大学の授業研究に参加し、アプリの開発に協力した。さらに、タイにおいては授業研究に参加したタイの教員の数が31名に及んだ。日本とタイの外国語教育は同じような課題を抱えており、お互いの対応の仕方から学べる。この研究の成果が、今後の授業研究アプリの向上とこのツールを活用する人材の育成に貢献するであろう。

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公開日: 2021-02-19  

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