研究課題
基盤研究(B)
テラヘルツ(10の12乗ヘルツ)領域に位置する電磁波を波長よりも小さな空間に閉じ込める技術の開発を行った。これを可能にする構造体とテラヘルツ電磁波を検出するためのセンサを用いて、より詳細な分析が可能となった。本研究では、物質の中の電子の振る舞いに関する研究にこの技術を適用し、より極微な情報を得ることができた。
光学、センシング、物性
テラヘルツ領域の研究から、物質や生命の背後にある謎を解き明かすための糸口をつかむことができると期待されている。そのためには、波長による制限を超えてより極微の世界を観察するための技術が必要となっている。本研究成果はこの方向を進めることに貢献することが期待できる。