現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究の大筋の一つである大量生産については、偶然的に発見したガラス球を用いた溶液撹拌法により、飛躍的な進歩を遂げた。目標としていたリットルオーダーを実現できたことが大きな節目と考えている。リットルオーダーの結晶化を実現したことで、例えばmixed suspen- sion, mixed product removal (MSMPR) crystallization法など(A. D. Randolph and M. A. Larson, Theory of Particulate Processes: Analysis and Techniques of Continuous Crystallization (Academic, New York, 1988) 2nd ed., K. Tahara, M. O’Mahony, and A. S. Myerson, Cryst. Growth Des. 15, 5149(2015).)の他技術との組み合わせで、工業ラインに乗せることも可能であるという見通しが立った。
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