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2020 年度 研究成果報告書

金属元素を配位子として活用する新触媒・新反応の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03019
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 有機化学
研究機関東京工業大学

研究代表者

鷹谷 絢  東京工業大学, 理学院, 准教授 (60401535)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード有機合成化学 / 有機金属化学 / 錯体化学
研究成果の概要

「アルミニウムなどの金属を配位子として用いる」という発想のもと,独自に設計した鋳型配位子を用いることで,13族金属(Al, Ga, In)と10族や9族(Pd, Ir, Rh)金属間結合を持つ二核錯体の効率的かつ系統的な合成法を確立した。また,これら13族金属配位子が発揮する特異な触媒機能を探求した結果,Al-Pd錯体が不活性分子である二酸化炭素のヒドロシリル化反応において世界最高の触媒活性(TOF = 19300 h-1, rt, 1 atm)を示すことや,Ga-Rh錯体がニトリルの効率的かつ化学選択的ヒドロシリル化反応を起こすことなどを明らかにした。

自由記述の分野

有機合成化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,独自に開発した遷移金属二核錯体が,二酸化炭素の超効率的固定化反応などにおける超効率的触媒として機能することを明らかにした。これは,省資源・省エネルギー型の有用物質合成を実現するものとして大きな意義を持つ。

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公開日: 2022-01-27  

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