(1) 蛍光性温度センサーによる細胞内温度計測の総説をNature Methods誌に発表した(オーストラリア、スペインとの共同研究)。 (2) (1)を補完する内容として、今後の細胞内温度計測に関する研究の見通しを、解説論文としてCommunications Biology誌に発表した。 (3) これまでに研究代表者が開発してきた蛍光性温度センサーを利用して、褐色脂肪細胞の熱産生に対するパネキシン1の影響を詳細に調べた。本結果のまとめをMolecular Metabolism誌に発表した(アメリカとの共同研究)。 (4) 酸化的リン酸化や解糖系といった代謝経路が細胞内温度に与える影響を、蛍光性温度センサーを利用して詳細に調査した。現在、本結果をまとめた原著論文を執筆中である。 (5) Wiley-VCH社より、蛍光性温度センサーを利用した細胞内温度計測に関する教科書の上梓を依頼され、現在執筆を進めている。
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