研究成果の概要 |
本課題で実施した1)計測技術の高解像度化, 2)超音速ジェットのレイノルズ数効果の解明,3)複数超音速噴流の空力音響場の解明,4)複数超音速ジェットの音響場のモデル化,の研究成果をそれぞれ示す.1)シングルピクセル解像度PIVを超音速流に適用し,同解像度のシュリーレン速度計測法を新たに提案した.2)レイノルズ数100,000と1,000,000において乱流遷移の有無により空力音響場が大きく変化することを示した.3)複数超音速噴流から発生する音響波は基本的に遮蔽効果で弱められるが干渉が生ずるために特定の角度・周波数で強められることを示した.4)結果をデータベース化し音響場の予測に使える形にした.
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