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2022 年度 研究成果報告書

加熱機構解明のためのサブテラヘルツ波散乱による電子バーンシュタイン波動の直接検出

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03514
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 核融合学
研究機関中部大学 (2021-2022)
核融合科学研究所 (2017-2020)

研究代表者

久保 伸  中部大学, 理工学部, 教授 (80170025)

研究分担者 立松 芳典  福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授 (50261756)
出射 浩  九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70260049)
斉藤 輝雄  福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 特命教授 (80143163)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワードテラヘルツ / 電子バーンシュタイン波動 / 散乱計測
研究成果の概要

九州大学のQUEST装置において、電子バーンシュタイン波動を検出するために、サブテラヘルツ波を光源とする散乱計測を行う。このために、散乱源として、395GHzジャイロトロンを用いることにして、移設まで行い、ジャイロトロンからの出力から伝送ミラー、入射、受信ミラー、QUESTのセンターポストに設置するグレーティングミラーの開発を行ったが、借用期間が過ぎたため、実際の散乱計測を実施するに至らず代用としてHCNレーザを導入するとともに、改めて、光学素子、受信系の再検討を行い、電子バーンシュタイン波検出に備えている。この過程で、新たな準光学グレーテイング、準光学光線追跡法の開発を行った。

自由記述の分野

プラズマ理工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

核融合プラズマにおける電子バーンシュタイン波の振る舞いをテラヘルツ波の散乱により明らかにすることにより、電子バーンシュタイン波加熱、電流駆動の効率化、最適化を図ることができ、通常の電子サイクロトロン波では到達できないオーバデンスプラズマでの電子サイクロトロン加熱・電流駆動の特性を活かしながら、適用範囲を広げることができ、ひいては核融合プラズマ装置の選択幅を広げることができる。また、この過程で開発したミリ波からテラヘルツ波領域での素子である準光学グレーティング設計手法は、今後、核融合プラズマのみならず、様々な分野での応用が期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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