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2020 年度 研究成果報告書

神経軸索再生を制御するsvh遺伝子群の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03544
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関名古屋大学

研究代表者

久本 直毅  名古屋大学, 理学研究科, 教授 (80283456)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード軸索再生 / C. elegans
研究成果の概要

神経は軸索と呼ばれる長い突起を持ち、それが物理的に切断されるとさまざまな神経障害が起こる。そこで多くの神経は切断された軸索を再生する能力を持つが、その再生を誘導する分子メカニズムについてはその一部しかわかっていない。本研究では、モデル生物である線虫を用いて、軸索再生を制御する新規因子の同定と解析を試みた。その結果、いくつかのsvh遺伝子を含めた多くの制御因子を同定し、軸索再生におけるそれらの機能および役割について明らかにした。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、線虫をモデル動物として、神経軸索再生を制御する複数の因子、およびそれらが制御する複数のシグナル伝達経路について明らかにした。神経軸索再生機構の種を超えて保存された機構の解明は、脊髄損傷をはじめとする神経損傷を回復させる方法を開発するために必要な基礎生物学的知見であるという意味で、社会的にも重要な研究である。今回の研究で新たに明らかになった因子はほぼ全てがヒトにも存在することから、本研究成果が神経損傷治療につながる研究の礎になることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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