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2019 年度 研究成果報告書

分子標的薬耐性を克服する革新的抗腫瘍コンセプトの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03597
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 腫瘍治療学
研究機関京都大学

研究代表者

上久保 靖彦  京都大学, 医学研究科, 特定教授 (60548527)

研究分担者 足立 壯一  京都大学, 医学研究科, 教授 (10273450)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード人工遺伝子スイッチ法 / スパコンシミュレーション法 / RUNX / p300 / Ras Gene Module / RTK / 難治性白血病 / 肺癌
研究成果の概要

A:人工遺伝子スイッチ法を用いた腫瘍共通増殖機構(RGM:Ras Gene Module)制御法開発 RTK(Receptor Tyrosine Kinase)制御法を発見した。腫瘍遺伝子ヒュージョン制御法を発見した。新規固形腫瘍幹細胞・腫瘍マーカー制御法を開発した。
B:スーパーコンピュータ京を用いたシミュレーション創薬:p300-RUNX1 阻害剤の開発;各種癌(前立腺癌DNPC)、TNBC肺癌、Kras変異大腸癌と膵癌で阻害剤候補を抽出した。A.Bにより分子標的薬耐性を克服する革新的抗腫瘍コンセプトの構築を人工遺伝子スイッチ法とスパコンシミュレーション法の融合的開発法を達成した。

自由記述の分野

腫瘍生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

革新的な人工遺伝子スイッチ法によりRUNXを転写抑制することにより、RUNXのターゲット遺伝子を消失させることに成功した。これは世界には未だない方法である。スパコンシミュレーション法を用いて、RUNXとp300を同時に抑制できる低分子化合物を創薬計算し抽出した。この2つの方法を融合し、分子標的薬耐性を克服する革新的抗腫瘍コンセプトの構築を行ったことは学術的意義と社会的意義を有する。

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公開日: 2021-02-19  

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