研究成果の概要 |
胃プロトンポンプの高分解能構造を決定し、なぜ我々の胃の中が強い酸性になっているのかが分子レベルで理解できた(Abe et al., 2018, Nature)。K+結合構造も解析し、輸送するイオンの個数を明確に決定、限られたエネルギーによって胃に強酸を輸送する仕組みを明らかにした(Yamamoto et al., 2019, eLife)。 我々はまた、アポトーシスに関わる脂質フリッパーゼの構造解析に成功し(Nakanishi et al., 2020, JBC; Nakanishi et al., 2020, Cell Rep)、その分子メカニズムを明らかにした。
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