• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

「形質アプローチ」でせまる森林の植物―土壌フィードバック

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17H03736
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関国立研究開発法人森林研究・整備機構

研究代表者

黒川 紘子  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70515733)

研究分担者 深澤 遊  東北大学, 農学研究科, 助教 (30594808)
飯田 佳子  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (40773479)
兵藤 不二夫  岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (70435535)
直江 将司  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (80732247)
瀧本 岳  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90453852)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード機能形質 / 群集形成機構 / 地上部―地下部相互作用
研究成果の概要

本研究では、森林樹木群集の形成や多種共存機構における植物-土壌フィードバックの役割を、形質アプローチにより検証することを目的とした。全樹木群集構成種の動態データや成木、稚樹の機能形質データなどが蓄積されている小川群落保護林(茨城)の1.2ha調査区で、新たに当年生実生や1年生以上の実生の形質データを整備した。さらに、調査区内の10m×10m格子点で土壌の生物・非生物特性を測定し、土壌特性の空間的なデータを整備した。これらによって、生育段階毎の植物形質と動態データとの関係解析や、土壌特性の決定要因解析が可能となり、土壌特性は地上部や落葉プールの形質に左右されることが明らかとなった。

自由記述の分野

植物生態学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は、森林生態系でこれまでほとんど実証されてこなかった、樹木群集の多種共存機構における植物―土壌フィードバックの重要性の理解につながるものである。森林樹木群集の形成や多種共存機構の包括的理解は、将来の気候変動や土地利用変化に対し、森林の生態系サービス変化を予測するための不可欠な知見を与えるだろう。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi