研究課題/領域番号 |
17H03752
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研究機関 | 公益財団法人岩手生物工学研究センター |
研究代表者 |
阿部 陽 公益財団法人岩手生物工学研究センター, ゲノム育種研究部, 主任研究員 (80503606)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | イネ / NAM解析 / ソース能 / 群落構造 |
研究実績の概要 |
葉身の形態に関与するQTLのファインマッピングおよび「ひとめぼれ」準同質遺伝子系統の作出を順調に進めた。また、NAM集団の親である21品種の茎頂、葉身、根のRNA-seqを行い、網羅的な遺伝子発現情報を取得した。候補遺伝子として転写因子が推察される結果を得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画に従って進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
QTLの候補遺伝子として転写因子が推定されているため、ChiP-seq等による転写因子のDNA結合領域を同定する実験を進めたいと考えている。これについては、「先進ゲノム支援」(先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム)への申請を行うとともに、手法習得に取り組む。 引き続き、イネの群落構造およびソース能向上に寄与する遺伝子群の同定を進める。
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