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2019 年度 研究成果報告書

イネ種子における遺伝子発現制御ネットワークの網羅的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03753
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 遺伝育種科学
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

川勝 泰二  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (30435614)

研究分担者 川原 善浩  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 次世代作物開発研究センター, 主任研究員 (30546370)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードイネ / 胚乳 / 転写因子 / 遺伝子発現 / 物質生産
研究成果の概要

本研究ではイネ胚乳における遺伝子発現制御ネットワークの理解のため、332個のイネ転写因子の結合領域およびターゲット遺伝子候補をカタログ化し、イネシストロームリソースを構築した。全転写因子を統合すると約160万の領域に転写因子が結合し、イネゲノムの36%は遺伝子発現制御に関わりうる領域であることが明らかとなった。同じファミリーの転写因子間でも共通のターゲット遺伝子に加えて、異なる機能を持つ遺伝子群をターゲット遺伝子としており、機能分化が可視化された。

自由記述の分野

植物遺伝育種学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で構築したリソースは各研究者が興味を持つ転写因子もしくは転写因子ファミリーが制御しうる遺伝子を推定することを可能とする。多くの転写因子は胚乳以外の組織でも発現しているため、全てのイネ研究者にとって重要なリソースと考えられる。今後、クロマチンアクセシビリティやヒストン修飾パターン情報と統合することで、より精度の高い遺伝子発現制御ネットワークの構築が可能になることが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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