• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

トマトにおける細胞質雄性不稔性回復遺伝子同定による効率的F1採種系の確立

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17H03761
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 園芸科学
研究機関筑波大学

研究代表者

有泉 亨  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (70575381)

研究分担者 矢野 亮一  筑波大学, 生命環境系, 助教 (00443044)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードトマト / 細胞質雄性不稔生 / 花粉 / F1種子採種 / ミトコンドリア
研究成果の概要

本研究はトマトの細胞質雄性不稔性(CMS)の稔性回復遺伝子(RF)の同定を目的とした。まず、2つの稔性回復系統の高精度のゲノム配列を構築した。稔性回復に寄与する主要な遺伝子座を同定し、DNAマーカーを開発した。また、Solanum pimpinellifoliumとS.l.cerasiformeに由来するRF遺伝子は同一遺伝子座に座乗することを明らかにした。

自由記述の分野

園芸科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

RF遺伝子の座乗領域を特定でき、稔性回復と強度に連鎖するDNAマーカーの開発に至った。この結果、迅速にRF遺伝子座が導入された花粉親の開発が可能である。現在、CMSを利用したF1採種システムはトマトで開発されていないが、このDNAマーカーを活用することで、高純度の種子生産が可能なF1採種システムの開発に繋がると期待される。

URL: 

公開日: 2022-01-27   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi