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2019 年度 研究成果報告書

ラジカロミクス技術開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H03977
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関九州大学

研究代表者

山田 健一  九州大学, 薬学研究院, 教授 (60346806)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードラジカル / 蛍光検出 / 高分子
研究成果の概要

我々の体は、活性酸素を産生する。この活性酸素は、脂質や蛋白質などを酸化し、その後炎症反応などを引き起こす。しかしながら、これら酸化物の中間体であるラジカル体の検出は、その反応性の高さなどから測定手法は限定的であった。そこで本研究では、蛋白質ラジカルの検出する蛍光プローブを開発し、評価することを目的とした。その結果、蛋白質ラジカルのみならずDNAラジカルなどの検出に成功した。

自由記述の分野

薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々の体では、常に酸化障害が生じており、例えば活性酸素が生成する。これら活性酸素は、脂質や蛋白質など、より大きな分子を酸化障害し、その機能を消失させる。今回我々は、この酸化障害のラジカル中間体の検出に成功した。このことは、生体内で生じている酸化障害のメカニズム解明に役立つのみでなく、その阻害を目的とした創薬研究を加速することに大いに貢献できるであろう。

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公開日: 2021-02-19  

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