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2019 年度 研究成果報告書

輸送担体の分解機構に着目した新たな創薬パラダイムの創出

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04007
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

林 久允  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 助教 (10451858)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード輸送担体 / トランスポーター / 創薬 / タンパク質分解
研究成果の概要

本研究では、輸送担体の活性化を介した創薬戦略を立案すべく、アテローム性動脈硬化症の抑制作用を有するABC輸送担体ABCA1をモデルタンパク質とした研究開発を実施した。研究代表者のこれまでの成功事例に基づき、輸送担体の細胞膜を起点とする分解に関わる分子機序の解明に努めた。ライブラリースクリーニング、インタラクトーム解析、及びこれら解析に引き続く培養細胞、遺伝子改変マウスを用いた検証実験により、ABCA1の分解を促進する分子を複数同定することに成功した。

自由記述の分野

医療系薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生活習慣病から希少難病に至るまで、細胞膜に発現するABC輸送体の活性化により、治療が実現すると考えられる治療法未確立の疾患が明らかにされている。しかしながら、生体内でABC輸送体を活性化する方法論が未確立であるため、当該疾患群に対する医薬品開発は困難を極めている。本研究成果は、当該疾患群を対象とした医薬品開発の基盤構築に資する。

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公開日: 2021-02-19  

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