サクセスフル・エイジングの促進因子を解明するために、2006年に宮城県大崎市で行われた生活習慣アンケート調査に回答した65歳以上の男女を対象に、心身の健康状態や生活の質を2017年に調査した。 サクセスフル・エイジングは、介護保険認定非該当、抑うつなし、良好な生活の質、高い人生満足度の全てに該当する者と定義した。解析対象8,527人のうち628人がサクセスフル・エイジングを達成した。サクセスフル・エイジングの達成は、非喫煙、適正体重、1日30分以上の歩行、1日7~8時間の睡眠、歯数20本以上、高卒以上、ソーシャルサポート有、社会活動の参加と有意に関連した。
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