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2019 年度 研究成果報告書

免疫細胞のクロストークによる抑制性免疫応答制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04376
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

永井 重徳  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (50348801)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード免疫麻痺
研究成果の概要

敗血症後に起こる免疫抑制反応がどの様に起こるかを理解することが、二次感染を防ぐために重要である。本研究では、ザイモザン (zm) 投与モデルを用いて、PD-1/PD-L1シグナル経路がこの免疫抑制反応への関与について調べた。すると、zm投与によってGr1+CD1b+のミエロイド細胞が増加するとともに、T細胞の機能が抑制され、これはPD-1/PD-L1経路阻害により抑制され、PD-1/PD-L1経路の重要性が示された。

自由記述の分野

免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

敗血症では、初期に免疫細胞の活性化によるサイトカインストームが起こるが、その後多くの症例において重度の免疫抑制がもたらされる。これが感染症を続発させる原因になるが、その病態生理は未だ不明である。これを解明することができれば、院内感染の原因ともなっているこの微生物感染症を減らすことができ、その治療ターゲットの候補としてPD-1/PD-L1が見つけられたという点で、新たな治療法の開発が期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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