| 研究課題/領域番号 |
17H04431
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| 研究機関 | 横浜市立大学 |
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研究代表者 |
佐藤 政枝 横浜市立大学, 医学部, 教授 (30363914)
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| 研究分担者 |
小西 美和子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60295756)
佐野 かおり 大阪医科大学, 看護学部, 講師 (60399251)
東 ますみ 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (50310743)
川口 孝泰 東京情報大学, 看護学部, 教授 (40214613)
大山 裕美子 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90736349)
前山 さやか 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10725295)
小原 理恵 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10805782)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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| キーワード | 患者教育 / 遠隔看護 / 患者ポータル / ICT / セルフケア支援 / 教材開発 |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、患者・家族と医療チームでの教育に関する情報管理・共有がICTを活用してクラウドベースで可能となる次世代型のセルフケア支援システムの構築に向けて、先行研究で開発された人工股関節全置換術（Total hip arthroplasty：THA）を受ける患者への遠隔看護システム「THAケアネット」をベースにパーソナルヘルスレコードの要素を併せ持つ『THAケアネットポータル』を構築することである。
2017年から2021年の5ヶ年で、股関節専門クリニックおよび総合病院の整形外科チームにて提供されている患者教育について、施設および患者・家族のニーズに合わせた医療・看護情報としてのICT化とその運用方法を検討し、施設毎のプロトタイプを提案する。
2019年度は、遠隔看護システム『THAケアネットポータル』の構築に向けて、医療・介護多職種連携SNSシステム『医歩（ippo）多職種連携ソーシャルネット』のカスタマイズ作業を継続した。また、THAを受ける患者・家族への教育における実態把握を目的とした全国調査を新たに計画し、研究倫理審査を受審した。研究計画の段階では、THA患者・家族のケアに精通した専門家が多数在籍する日本運動器看護学会の協力を得て、調査に向けた事前準備を進めた。具体的には、会員への研究参加への呼びかけと、研究協力者・フィールド施設候補の推薦依頼であり、学会理事会の承認を経て、また学会側の意見を踏まえ具体的な調査方法を検討した
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
THAを受ける患者・家族への教育における実態把握を目的とした全国調査を新たに計画し、関連学会の協力を得て具体的な実施方法を検討したため、調査実施が次年度に持ち越しとなった。
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| 今後の研究の推進方策 |
次年度は、THAを年間50例以上実施している医療機関に勤務する当該部署の看護師と理学療法士を対象に「人工股関節全置換術を受ける患者・家族への教育に関する実態調査」を実施する。さらに、遠隔看護システム『THAケアネットポータル』のカスタマイズと医療・看護情報の教材化を継続し、多施設での実証実験に向けた準備を進める。また、関連学会の協力を得ながら研究参加フィールドの開拓を行う。
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