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2020 年度 実績報告書

低出生体重児出生予防のための妊娠期パーソナライズドアプリケーションの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 17H04452
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

大田 えりか  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40625216)

研究分担者 本田 由佳  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (40749553)
森崎 菜穂  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 社会医学研究部, 部長 (90721796)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード低出生体重児 / 妊娠中体重増加量 / アプリケーション / 栄養指導
研究実績の概要

本研究は、研究代表者が一貫して実施してきた我が国の低出生体重児に関する包括的研究(平成24-25若手B 平成26-28若手B)の知見を基に、妊娠中の女性を対象とした適切な体重増加と食事摂取に関するパッケージを作成し、モバイルアプリケーションを用いた介入を実施することを目的としている。2020年度は、アプリケーションの開発に向けたプログラムをアプリケーション開発業者と議論を重ねながら開発した。エコチル調査を用いた妊娠中の体重増加量に関するデータ解析、アプリケーションのデータベース基盤構築・アプリのコンテンツ開発を実施し、アプリケーションに盛り込むプログラム作成を行った。また、倫理審査と実証調査用のプロトコールを作成した。今回開発しているのは、エコチル調査のコホートデータに基づいた健康な妊婦(基礎疾患のない)を対象とした体型別の週数別適切な体重増加量範囲である。週数別の胎児の出生体重がSGA(small for gestational age)やLGA(large for gestational age)のリスクが高い場合には、もう少し体重を増やした方が良い、または控えたほうが良いなど、体重を入力すると、週数別に個別にアドバイスがでる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

調査実施のためのプロトコールを作成でき、順調に進捗している。

今後の研究の推進方策

倫理審査が通り次第、次年度調査が実施できる予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Gestational weight gain growth charts adapted to Japanese pregnancies using a Bayesian approach in a longitudinal study: The Japan Environment and Children's Study2021

    • 著者名/発表者名
      Naho Morisaki, Aurlie Piedvache, Seiichi Morokuma, Kazushige Nakahara, Masanobu Ogawa, Kiyoko Kato, Masafumi Sanefuji, Eiji Shibata, Mayumi Tsuji, Masayuki Shimono, Toshihiro Kawamoto, Shouichi Ohga, Koichi Kusuhara
    • 雑誌名

      J Epidemiol

      巻: PMID: 34456196 ページ: 1-10

    • DOI

      10.2188/jea.JE20210049

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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