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2018 年度 実績報告書

在宅看護における医療関連機器圧迫創傷の予防および管理方法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 17H04460
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

石澤 美保子  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10458078)

研究分担者 貝谷 敏子  札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (00381327)
土田 敏恵  兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (10461170)
田中 結華  摂南大学, 看護学部, 教授 (80236645)
佐竹 陽子  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90641580)
升田 茂章  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (80453223)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード医療関連機器圧迫創傷 / MDRPU / 在宅看護 / スキンケア
研究実績の概要

今年度の目的は、在宅におけるMDRPU発生事例の深達度および皮膚生理機能を測定し、発生要因の検証を行うことである。本研究課題において平成29年度に実施した全国調査ではMDRPUの発生件数は、発生要因機器の上位10位までで平均25.5件(8~68件)であった。今年度は当該データを元に上位10位内に該当する発生事例の深達度および皮膚生理機能の視点から発生要因の検証を行う計画を立てた。
調査内容は、研究協力の得られた施設から、MDRPUを発生した利用者がいた際に連絡を受けた後、MDRPUを発生した利用者の担当看護師より、研究の概要説明後次回訪問日に研究者が同行し、同意が得られた場合には調査を実施することへの内諾を得る。その後該当する利用者の直近の訪問に同行し、利用者に研究協力の同意を得て下記の項目のデータを採取する。年齢・性別・保険制度・疾患名・発生要因機器・主な介護者、看護ケアの内容(深達度の肉眼的評価・スキンケア内容・機器の圧迫持続時間)、エコーによるMDRPUの深達度、皮膚機能測定(角層水分量、経皮水分蒸散量)である。
研究開始は、平成30年8月頃としていたが、文献レビュー、研究計画書の再検討などに時間を要し、倫理委員会承認後にデータ採取を開始できたのは2月であった。それ以降研究協力施設と連絡を取っているが該当する利用者がおらずデータ採取を継続中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データ採取の開始時期が遅れたことと、開始後該当する被検者がいないため。

今後の研究の推進方策

引き続きデータ採取を行う。研究計画段階からデータ採取期間は今年度も予定しているので研究協力施設を連携を取りながら進めていきたい。

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公開日: 2019-12-27  

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