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2021 年度 研究成果報告書

産業看護における家族支援教育モデルの構築とICT教育プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04468
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関広島大学

研究代表者

中谷 久恵  広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (90280130)

研究分担者 津田 紫緒  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (00402082)
藤田 麻理子  広島大学, 医系科学研究科(保), 助教 (70754563)
金藤 亜希子  広島大学, 医歯薬保健学研究科(保), 助教 (80432722)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード産業看護 / 家族支援 / eラーニング / 映像教材
研究成果の概要

本研究の目的は、産業看護職が家族支援を学ぶ教育プログラムを開発することである。産業看護職が労働者へ行う16項目の家族支援技術を文献とインタビュー調査から抽出し、横断調査により探索的因子分析を行って3領域15項目の支援技術を生成した。これらの支援技術を学ぶ映像事例を制作して家族支援教育プログラムを開発し、産業看護職20人が登録して16人がeラーニングを完遂した。その結果、教育の前後では8項目が有意に「実践できる」という評価へ向上していた(P<0.5~.01)。以上より、産業看護職が家族支援を行う技術は、eラーニングの家族支援教育プログラムによって学べることが示された。

自由記述の分野

公衆衛生看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

産業看護職は従業員の疾病予防や回復への支援を行う看護職である。援助の対象は家族や生活を含む場合もあるが、職域では家族とのかかわりまで求めない事業主も多く、家族へ介入する看護の機能は十分に発揮されていない。一方で、家族を単位とした支援は労働者のストレス問題を早期に解決できるという報告もあり、産業看護職が健康づくりのマネジメント力を発揮し、労働と生活を調和させた支援を高める教育が求められている。本研究の成果は、家族支援の実態から支援技術を抽出し、産業看護における家族支援教育モデルを構築し教育プログラムを開発して検証しており、実践に即した学術的意義や社会的意義を有していることである。

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公開日: 2023-01-30  

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