研究課題/領域番号 |
17H04504
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
錦田 愛子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 准教授 (70451979)
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研究分担者 |
森井 裕一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00284935)
高岡 豊 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 研究員 (10638711)
今井 宏平 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター中東研究グループ, 研究員 (70727130)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 移民 / 難民 / アラブ / 政治学 / 政策協調 / シリア |
研究実績の概要 |
本研究は、中東地域からヨーロッパ諸国へ移動した20世紀半ば以降のアラブ系移民/難民を対象に、彼らの移動と国際的な政策協調の相関関係を明らかにすることを目的とする。最終年度となる予定であった2019年度は、日本中東学会および日本国際政治学会等の国内学会で、パネルを立ち上げて海外から関連する分野の研究者を招聘し、研究成果の報告を行った。さらに東京大学およびトルコで開催された国際学会に参加・報告した他に、2018年度のドイツでの現地調査で広がった研究交流を基に、アルメニアの首都エレバンでシリア難民に関する国際ワークショップを共同企画し、講演者を招聘し、自身も報告するなど、活発な成果発表を進めた。年度末の3月にはオランダで開催予定の国際学会でも報告する予定であったが、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、渡航は中止せざるを得なかった。 経費が繰り越しされた2020年度および2021年度は、海外調査の実施は、以前として新型コロナウイルスの影響により困難であった。その間、国内外で開催された学会では報告を行ったものの、すべてオンライン開催となったため、旅費は不要であった。また同期間、研究代表者および分担者等は、これまでの調査結果や、新しくオンライン上で取得したデータや、講読文献に基づき、成果執筆を進めた。本課題の研究期間内に入手した、画像や音声を含めたデータを再度整理し直し、他地域の事例や、歴史学など異なるディシプリンによる研究と比較することで考察を深め、新たな研究成果としてまとめることができた。これらはそれぞれ共著図書や論文等の形で刊行されている。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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備考 |
研究代表者および分担者の一部による研究成果や関連業績について掲載されている。
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