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2020 年度 実績報告書

異学年混合学級の有効性を高めるカリキュラムと教育方法に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H04569
研究機関信州大学

研究代表者

伏木 久始  信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (00362088)

研究分担者 林 寛平  信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (10726376)
市川 洋子  敬愛大学, 国際学部, 教授 (40593588)
吉野 康子  東京家政大学, 人文学部, 特任准教授 (50321435)
山辺 恵理子  都留文科大学, 文学部, 講師 (60612322)
坂田 哲人  大妻女子大学, 家政学部, 講師 (70571884)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード異学年混合方式 / 複式学級
研究実績の概要

本来は令和2年度(2020年度)末に北欧教育学会での口頭発表と東京での国際フォーラムを企画して研究の総括をする予定だったが、新型コロナ感染症対応の影響で海外出張や集会の開催ができず、2度(2年間)にわたって事故繰越しを行ったが諸々の事情で日程調整ができなかった。
そこで、予定していた海外調査が実施困難な状況であったことから、計画を修正して研究代表者(伏木)が令和4年度1年間フィンランド国立教育研究所に在外研究中(サバティカル・リーブ)というタイミングに合わせて、出張可能な行き先を調整して海外調査を行った。
9月にハワイ島の異学年混合学級による実践校を訪問調査し、3月にオーストラリアのアデレードと、ニュージーランド北島のロトルアにおける小規模校にフィールドワークを行った。ハワイ島の現地取材は、私立学校(Hanahau'oli School)と学校併設のHanahau'oli School Professional Development Centerを対象とした。同センターの専門官でもあるAmber Strong Makaiau博士(ハワイ大学の教員)の指導による異学年混合学級のコンセプトは非情に興味深いものであり、教育の質の高さがうかがえた。
また、アデレードおよびロトルアのへき地・小規模校の教育においても異学年交流の活動に焦点化して教育活動を参観した。昨年度までの調査研究では得られなかった知見を新たに得ることができ、異学年混合方式の教育実践についての考察を深めることができた。
当初予定されていた本研究の最終年度(2020年度)から2年過ぎてしまっていたことや、研究代表の伏木がサバティカルでフィンランドに在外研究に出ている年度にまとめをすることになってしまったことなどから、メンバー全員が集まることができなかったが、オンラインでの情報交換を通じて研究報告書を作成することになった。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な指導を推進するための校長の役割2023

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 雑誌名

      教育実践ライブラリ

      巻: Vol.6 ページ: 16-19

  • [雑誌論文] 「チーム学校」を目指す経営戦略―フィンランドのリーダーシップ研修をヒントに―2023

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 雑誌名

      小学校時報

      巻: No.857 ページ: 4-8

  • [雑誌論文] 教員研修制度の改革における大学の新たな役割-教職大学院と教育委員会の連携を例に-2022

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 雑誌名

      日本教師教育学会年報

      巻: 第31号 ページ: 42-52

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 学校の空気が変わる「校内研修」(「校内研修」のモヤモヤ解消!②)2022

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 雑誌名

      教職研修

      巻: - ページ: 30-31

  • [学会発表] The Latest Situation of Japanese Multi-Age Classrooms in the Small Schools2023

    • 著者名/発表者名
      Hisashi Fusegi
    • 学会等名
      6th International Conference on Research in EDUCATION
    • 国際学会
  • [学会発表] 個の追究を深める協働的な学びと協働的な学びの質を深める個の追究2022

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 学会等名
      日本個性化教育学会シンポジウム
    • 招待講演
  • [学会発表] フィンランドにおける教員の養成-採用-研修の今日的状況2022

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 学会等名
      日本教師教育学会
  • [学会発表] フィンランドのへき地における複式学級指導の実情2022

    • 著者名/発表者名
      伏木久始
    • 学会等名
      日本教育大学協会研究大会
  • [学会発表] Finnish and Japanese Multi-Age Classrooms: Possibility of Child-Centered Education2022

    • 著者名/発表者名
      Hisashi Fusegi,Taina Peltonen,Risto Kilpelainen,
    • 学会等名
      Finnish Educational Research Association
    • 国際学会

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公開日: 2023-12-25  

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