研究課題
新型コロナウィルス感染症の影響により、令和2年度に計画していたシンガポール二次林での現地調査を行うことができなかった。しかし、これまで行ってきた全調査地の土壌環境について分析結果を見直すとともに、いくつかの調査地について再分析を行った。また、本研究を通じて得られたマレーシア熱帯二次林に関する全ての結果について、土壌肥沃度と二次林形成後の年数を軸にした総合的な解析を行った。最終的に、地上部バイオマスと生物多様性の回復には土性が影響を与えていることがわかったが、影響の仕方は双方で異なっていた。本研究により、熱帯二次林のバイオマスや樹木の多様性の回復は、林内の土性を調べることで予想できることを明らかにした。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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