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2019 年度 研究成果報告書

翼手目由来感染症リスクの対応戦略構築のための疫学的基礎データの収集

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04653
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 疫学・予防医学
研究機関東京大学

研究代表者

久和 茂  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30177943)

研究分担者 加藤 健太郎  東北大学, 農学研究科, 教授 (30401178)
宇根 ユミ  岡山理科大学, 獣医学部, 教授 (40160303)
大松 勉  東京農工大学, 農学部, 准教授 (60455392)
渡辺 俊平  岡山理科大学, 獣医学部, 准教授 (10621401)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード感染症 / 翼手目 / コウモリ / 気候変動 / 疫学調査
研究成果の概要

日本の南に位置するフィリピン及び台湾に生息する翼手目(コウモリ)が気候変動によって将来、日本に生息し、これら南方のコウモリに由来する感染症が日本において問題になることが推測される。本研究ではこれら南方のコウモリが持っている細菌、ウイルス、原虫等の病原体の疫学調査を実施し、コウモリ由来感染症の対応戦略のための基礎データを構築することを目的とする。
2017年に台湾でコウモリ捕獲調査を行ったが、台湾ではコウモリの種も数も限られることが解った。2019年1月および6月にフィリピンで捕獲調査を行い、合計約170頭のコウモリを捕獲した。研究期間内には解析を完了できなかったが、いずれ結果を報告する。

自由記述の分野

感染症

研究成果の学術的意義や社会的意義

新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって明らかになったように、感染症は公衆衛生上の極めて重要な課題である。新型コロナウイルスもコウモリ関連ウイルスであることが示唆されているように、コウモリ由来感染症に関する理解を深めることは将来の公衆衛生対策上必須である。研究期間内にデータ解析を完了できなかったが、早急に成果をまとめ、発表したい。本研究の成果は、フィリピンは下より、将来のわが国の感染症対策に必ずや役立つものと確信する。

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公開日: 2021-02-19  

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