研究課題
ケニア国クワレ県在住の高齢者に対して、歯科医師による口腔内診査および認知症に関するアンケート調査を実施する予定であったが、コロナ感染症の世界的拡大の影響を受け、集合型の口腔内診査を伴う調査は実施困難となった。そのため、長崎大学熱帯医学研究所がケニア国クワレ県で展開している人口登録・動態統計システム(Helath Demographic Surveillance System: HDSS)を活用したアンケート調査へと変更した。対象者は、HDSSに登録しているクワレ県のGolini地区およびKinang地区在住の65歳以上74歳以下の全高齢者、364名および498名とした。アンケート調査では、Oral Health Questionnaire for Adults. Oral health surveys Basic Mehods 5th edition: World Health Organizationを利用し、調査員による家庭訪問調査を実施した。本調査は、The Amref Ethics and Scientific Review Committee (ESRC)の承認を得て実施したものの、審査に時間を要したため、調査結果の分析と公開について検討している。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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BMC Oral Health
巻: 21 ページ: 154
10.1186/s12903-021-01525-z