本研究では様々な屋内位置に意味的ラベルを付与することを目的とする技術開発を行った。特に、屋内位置に対する静的なラベルや動的なラベルを推定する手法を開発した。ユーザが時刻tに寝室に居た場合,端末が観測した時刻tのセンサデータを用いて「寝室」のクラスラベルを推定する。また、屋内のドアや窓などの動的に状態が変化する屋内オブジェクトの状態ラベルを、アクティブサウンドセンシングから得られるドップラー効果などの情報を用いて推定する手法を提案した。これらの成果は、当該分野トップ国際会議であるUbiComp(ACM IMWUT)等に複数のフルペーパー論文として採択され、国際的に高い評価を得た。
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