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2020 年度 研究成果報告書

心理学的要因が退職に伴う高齢夫婦の健康変化に及ぼす影響

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04757
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関神戸大学

研究代表者

原田 和弘  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (50707875)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード人間生活環境 / 行動学 / 老化 / 社会系心理学 / 地理情報システム(GIS)
研究成果の概要

本研究は、どのような心理学的要因が、退職に伴う高齢夫婦の生活習慣・健康状態の変化に影響を及ぼしているのかを検証した。縦断調査の結果、健康の自己管理能力が生活習慣・健康状態の変化に影響していること、就業状況の変化が生活習慣・健康状態の変化に及ぼす影響は顕著・頑健ではないこと、および、生活習慣は夫婦で相互に関連していることが明らかとなった。また、ランダム化比較試験の結果、運動の自己管理能力を高める支援を行うことで、運動行動を向上できることが明らかとなった。

自由記述の分野

健康心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた知見は、健康行動変容技法の体系づくりに寄与する知見、高齢期の就業の健康影響の解明の一助となる知見、および、生活習慣が配偶者などの他者に伝播していく過程の解明を進める起点となる知見と位置付けられる点で、学術的意義を有すると判断できる。また、本研究で得られた知見は、高齢期の健康的な生活習慣づくりの実践と直接的に関係するものであるため、社会的意義を有する知見であると判断できる。

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公開日: 2022-01-27  

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