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2020 年度 研究成果報告書

ベイズモデリングによる心理学研究の再現性の再検討

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04787
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関東京大学

研究代表者

岡田 謙介  東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (20583793)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードベイズ統計 / 心理学研究 / 再現性 / データ生成メカニズム / 認知モデリング
研究成果の概要

心理学研究における再現性の危機を背景に、本研究課題では心理学データの生成メカニズムを適切に表現した統計モデルの開発、およびその各種心理学データへの適用を通して、研究の理論化を進め、再現性の向上に貢献することを目指して一連の研究を行った。実験課題における選択行動や、テスト解答、調査回答などの形で得られるデータに対する、従来よりも説明力や予測力の高いモデル群が開発され、それによって表現される心理学理論の量的かつ詳細な検討が可能となった。

自由記述の分野

心理統計学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心理学をはじめとする社会科学の諸分野において、データ収集時にはさまざまな工夫をこらして実験や調査が行われるのに対し、得られたデータの統計分析は画一化されていた。その硬直性が、再現性の危機が生じた大きな原因の一つとなってしまっていた。この問題に対し、本研究では意思決定課題などの実験データや、テスト解答や心理調査回答などの調査データの、柔軟で解釈性の高い統計モデリングを通して、データ生成メカニズムを適切に統計分析で考慮することの重要性を明らかにした。

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公開日: 2022-01-27  

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