• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

金属酸化物表面反応の瞬時加熱制御によるCMOS分子センサの創出

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17H04927
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電子デバイス・電子機器
研究機関九州大学

研究代表者

高橋 綱己  九州大学, 先導物質化学研究所, 学術研究員 (60724838)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード金属酸化物半導体 / 分子センサ
研究成果の概要

本研究は,大気中のガス分子を電気信号として検出する,小型・低消費エネルギーな分子センサの実現に向けて,ナノスケールの金属酸化物材料を用いたデバイスの課題抽出と解決に取り組んだ.ナノ金属酸化物分子センサでは,センサ性能の長期安定性が特に問題となっていることに着目し,表面物性制御や界面材料設計技術を駆使して従来構造・材料のデバイスに比べて遙かに長期間安定的に動作するセンサデバイスを創製した.

自由記述の分野

電子デバイス

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は,これまで病院で検査を行う必要があった健康状態のモニタリングをスマートフォン等に搭載されたSoC(ICチップ)で実現する基盤技術の確立につながり,今後ますますIoT(Internet of Things)化に向かう社会に与えるインパクトはきわめて大きい.また,本研究で開発したデバイス性能の長期安定化手法は,センサに限らず多様な機能物性を有する金属酸化物の幅広い応用展開に有用な知見である.

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi