研究課題
食事が腸管病原細菌感染に与える影響を検証するため、これまでに、飼料Aと飼料B摂取マウスにおける腸管病原細菌感染に対する感受性を比較する実験を行ってきた。そして、飼料Bを与えたマウスでは飼料Aを与えたマウスと比べて腸管病原細菌感染に対する感受性が高いこと、この感受性の変化には腸内細菌が関わっていることを見出している。今年度は、飼料Aによる腸管感染の感受性上昇に関わる腸内細菌および代謝物の同定を試みた。CE-TOFMSによるメタボローム解析の結果、飼料B摂食群の腸内において特定の栄養源が多いことも観察された。そこで本年度は、特定の栄養源の増加に関わる腸内細菌の同定を試みた。その結果、腸内細菌Xが腸内の特定の栄養源を増加させていることが明らかとなった。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Biosci Microbiota Food Health
巻: accepted ページ: accepted
Int Immunol.
巻: 32(4) ページ: 243-258
10.1093/intimm/dxz078