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2020 年度 研究成果報告書

血小板・巨核球造血を制御する骨髄微小環境の解明に向けた実験基盤構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17H05073
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 病態検査学
研究機関名古屋大学

研究代表者

田村 彰吾  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (60722626)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード骨髄微小環境
研究成果の概要

本研究により 、研究代表者が発見した骨髄PDPN陽性間質細胞の細胞起源が骨格系幹細胞(SSC)であることを示唆した。骨と骨髄の発生、特に骨端に形成される二次骨化中心骨髄について、骨髄PDPN陽性間質細胞の分布を解析し、骨端の二次骨化中心が形成される過程で、骨膜血管とともにPDPN陽性細胞が二次骨化中心に侵入し、骨髄形成および血管形成に伴う形で骨髄内に定着することを発見した。さらに、in vitroモデルを用い、PDPN陽性間質細胞の生理機能として血管恒常生維持機能を発見した。

自由記述の分野

血液学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題によって骨髄PDPN陽性間質細胞の細胞特性の一端を明らかにした。今後、本研究で得た知見をもとに骨髄PDPN陽性間質細胞特異的なin vivo遺伝子組み換えモデルを樹立することで、骨髄発生に対する骨髄PDPN陽性間質細胞の関与、そして骨髄PDPN陽性間質細胞が制御する骨髄環境構築メカニズムの解明が期待される 。

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公開日: 2022-01-27  

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