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2020 年度 研究成果報告書

タウ病理の脳内進展過程を標的とした認知症に対する新規診断・治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H05080
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関大阪大学

研究代表者

武田 朱公  大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座准教授 (50784708)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード認知症 / アルツハイマー病 / タウ / 治療法 / 診断法
研究成果の概要

高齢化に伴う認知症患者の急増が世界的な問題となっている。認知症の原因疾患で最も頻度が高いのがアルツハイマー病であり、認知症の半数以上を占めるが、現時点で根本的な治療法は確立されていない。アルツハイマー病患者の脳内にはタウと呼ばれるタンパクが病的な状態で蓄積することが知られており、これが神経細胞死や認知機能障害に関与している。本課題では、アルツハイマー病の発症に関与するタウ蛋白の病的変化を解析し、治療法の開発に繋げる基盤的研究を行った。

自由記述の分野

認知症

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、アルツハイマー病の新規治療法や診断法の開発に向けた基礎的研究を行った。アルツハイマー病の発症や進行には脳内に病的タウ蛋白が蓄積することが関係しているが、なぜ病的タウ蛋白が脳内で蓄積を始めて脳全体に広がっていくのか、そのメカニズムが十分に解明されていなかった。今回実施した研究によって、アルツハイマー病の進行に関わる病的タウ蛋白の生化学的特徴を明らかにすることが出来た。このことは、病的タウ蛋白を標的としたアルツハイマー病の根本的治療法の確立や、より正確な診断法の開発に繋がることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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