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2021 年度 研究成果報告書

統合観測システムで解き明かす乱流プラズマの構造形成原理と機能発現機構

研究課題

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研究課題/領域番号 17H06089
研究種目

特別推進研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
数物系科学
研究機関九州大学

研究代表者

藤澤 彰英  九州大学, 応用力学研究所, 教授 (60222262)

研究分担者 井戸 毅  九州大学, 応用力学研究所, 教授 (50332185)
稲垣 滋  九州大学, 応用力学研究所, 教授 (60300729)
飯尾 俊二  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90272723)
研究期間 (年度) 2017-04-25 – 2022-03-31
キーワードプラズマ乱流 / 対称性の破れ / 大域性 / トモグラフィー / 重イオンビームプローブ
研究成果の概要

変容する自然の理解および核融合炉実現のための磁場閉じ込めプラズマの学術体系化を目指した乱流プラズマの統合大域精密観測装置PLATOが完成し運転を開始している。その建設過程において装置電源としての誘導型フライホイールほか1000チャンネルを超えるトモグラフィーデータ記録装置などの経済的技術も生まれている。PLATOプロジェクトを支援する研究としての直線プラズマ装置PANTAにおいては準3次元トモグラフィーが完成しそのための画像解析法(Fourier-Rectangular級数展開法など)も開発された。理論シミュレーショ研究では、広く乱流プラズマに関連した成果が多数上がっている。

自由記述の分野

数物系

研究成果の学術的意義や社会的意義

プラズマは自然界や実験室至る所に存在する。そのプラズマの構造やダイナミクスを決定しているのが乱流である。特に、核融合研究分野では乱流は磁場閉じ込めプラズマの性能を決めるものとして半世紀以上にわたって国際的に研究されてきた。その結果、プラズマ乱流の新しい見方が生まれている。乱流プラズマ中では「生成消滅する様々なスケールの揺らぎが結合しプラズマの特性を決める」という見方である。このプラダイムに基づく本研究が与える乱流プラズマの構造形成と機能発現に関する研究成果は、自然に創起する変化の理解および経済的核融合炉の実現に学術的側面から貢献する。

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公開日: 2023-01-30  

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