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2022 年度 研究成果報告書

ナノスケールラボラトリーの創製と深化

研究課題

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研究課題/領域番号 17H06119
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 ナノ構造化学
研究機関京都大学

研究代表者

村田 靖次郎  京都大学, 化学研究所, 教授 (40314273)

研究期間 (年度) 2017-05-31 – 2022-03-31
キーワードナノ構造科学 / 構造有機化学 / 単分子科学 / フラーレン / 開口フラーレン / 内包フラーレン / ナノカーボン分子
研究成果の概要

我々の身近に存在する物質の一部は分子から構成されているが、分子単体の性質はバルクのものとは大きく異なる場合が多く、物性の真の理解を妨げている場合がある。本研究は、有機合成法を駆使することによって「ナノサイズのフラスコ」を自在に実現させ、これを利用して、バルクの物質とは全く異なる単分子の性質を明らかにする「ナノスケールラボラトリー」を構築し、物性科学における新しい学理を創成するものである。

自由記述の分野

総合理工

研究成果の学術的意義や社会的意義

中空の炭素クラスターであるフラーレンを出発原料として、温和な条件下における開口部形成反応と開口部拡大反応を開発し、ナノサイズの分子フラスコを構築した。その内部に1個あるいは2個の小分子を挿入し、分子錯体ならびに分子性固体としての物性を評価した。一方、開口部の構造修飾反応を開発することによって、拡張フラーレン・開口フラーレン二量体・π拡張ナノカーボン分子の合成経路を開発した。

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公開日: 2024-01-30  

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