住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実測と疾病・介護予防便益評価

2018 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 17H06151
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 伊香賀 俊治 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30302631)
• 研究分担者: 満倉 靖恵 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60314845) ; 小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449) ; 福永 興壱 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60327517) ; 星 旦二 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 特任教授 (00190190) ; 伊藤 史子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (80297613) ; 苅尾 七臣 自治医科大学, 医学部, 教授 (60285773) ; 星出 聡 自治医科大学, 医学部, 教授 (90326851) ; 藤野 善久 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (80352326) ; 久保 達彦 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 准教授 (00446121) ; 中村 裕之 金沢大学, 医学系, 教授 (30231476) ; 福島 富士子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80280759) ; 鈴木 昌 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (70265916) ; 渡辺 麻衣子 国立医薬品食品衛生研究所, 衛生微生物部, 室長 (00432013) ; 白石 靖幸 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50302633) ; 安藤 真太朗 北九州市立大学, 国際環境工学部, 講師 (60610607) ; 川久保 俊 法政大学, デザイン工学部, 准教授 (50599389)
• 研究期間 (年度): 2017-05-31 – 2022-03-31
• キーワード: 建築環境・設備 / 人間生活環境 / 医療・福祉 / 循環器系疾患 / 高血圧 / アレルギー / ぜんそく

研究実績の概要

超高齢化の進行に伴う医療費・介護費等の増大は、先進各国共通の課題であり、疾病・介護予防へと政策が転換され始めている。個人の努力による生活習慣改善に限界が指摘される中で、本研究では住環境(住宅や地域)の改善によるCo-Benefit である健康寿命延伸効果に着目し、大規模なフィールド調査と追跡・介入調査によって住環境と脳情報や要介護状態等、新たな客観データによる健康影響の客観的論拠の獲得を進めている。
本年度もさまざまな世代を対象として自宅と自宅以外の環境が居住者の健康に及ぼす影響の調査を目的とした横断面調査の補充ならびに、研究代表者らの科研費基盤A（23246102、26249083）から実施してきた経年調査（縦断面調査）、住環境・執務環境の建替・改修前後調査（介入調査）を実施した。
具体的には、青壮年期～中年期を対象とした調査では、自宅環境と居住者の健康(客観指標：家庭血圧、脳MRI撮像データ、睡眠状態、体温、身体活動量、心拍、呼吸機能等)との関連の検証に加え、オフィスでの知的生産性の検証を行った。日中の知的生産性はオフィス環境そのものの影響のほか、前日の自宅での睡眠・休息が影響するため、良質な自宅・オフィスの環境がもたらす相乗効果に関する被験者実験を行った。
また、自宅と自宅以外の環境の相乗効果は幼・少年期にも存在するため、幼稚園・小中学校での活発な身体活動と自宅での良好な睡眠が、病欠確率と学習効率への影響を調査・分析した。環境側の調査項目としては温湿度、一部調査で光・音・空気環境、カビ・ダニ測定等を行った。
調査対象地は、高知県(梼原町、高知市)、山口県(長門市)、福岡県(北九州市)、愛媛県（新居浜市）、東京都（渋谷区）、神奈川県(横浜市）、山梨県(上野原市、大月市)、大阪府（堺市）、広島県(広島市)、三重県（津市、伊勢市）、熊本県（熊本市）、石川県（志賀町)であった。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

住環境と健康状態に関する主観・客観データを収集する大規模なフィールド調査（断面調査、追跡・介入調査）を円滑に実施できるようにするためには、研究代表者、研究分担者、連携研究者間の緊密な共同作業は当然として、地方自治体の首長部局、住宅都市部局、医療・福祉部局、教育委員会）、地元の企業・団体（工務店、学校、医療・福祉機関等）、地元住民（自治会等）との信頼関係の構築と緊密な連携が不可欠である。そのために、全国各地に出張し、事前・事後打合せ、調査協力者への説明会、調査結果の還元のための集会等を精力的に行なった。

今後の研究の推進方策

住環境と健康状態に関する主観・客観データを収集する大規模なフィールド調査を円滑に実施できるようにするために、地方自治体、地元の企業・団体、地元住民との信頼関係の構築と緊密な連携を維持するために、全国各地に出張し、事前・事後打合せ、調査協力者への説明会、調査結果の還元のための集会等、研究室ウェブサイト上の全国各地での調査状況動画記録の公開等、引き続き、精力的に行なってゆく。
また、脳の健康に関する研究を補強するための研究分担者、連携研究者を追加する予定である。

研究成果

• [国際共同研究] ルンド大学医学部保健学科(スウェーデン)
  • 国名: スウェーデン
  • 外国機関名: ルンド大学医学部保健学科
• [雑誌論文] Relationship between Perceived Indoor Temperature and Self-Reported Risk for Frailty among Community-Dwelling Older People (2019)
  • 著者名/発表者名: Nakajima Yukie、Schmidt Steven、Malmgren Fange Agneta、Ono Mari、Ikaga Toshiharu
  • 雑誌名: International Journal of Environmental Research and Public Health 巻: 16 ページ: 613～613
  • DOI: 10.3390/ijerph16040613
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] Are cold extremities an issue in women's health? Epidemiological evaluation of cold extremities among Japanese women (2019)
  • 著者名/発表者名: Tsuboi Satoshi、Mine Tomosa、Tomioka Yumi、Shiraishi Saeka、Fukushima Fujiko、Ikaga Toshiharu
  • 雑誌名: International Journal of Women's Health 巻: Volume 11 ページ: 31～39
  • DOI: 10.2147/IJWH.S190414
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Incidence and Characteristics of Bath-related Accidents (2019)
  • 著者名/発表者名: Suzuki Masaru、Shimbo Takuro、Ikaga Toshiharu、Hori Shingo
  • 雑誌名: Internal Medicine 巻: 58 ページ: 53～62
  • DOI: 10.2169/internalmedicine.0825-18
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] EVALUATION OF RELATIONSHIP BETWEEN RESIDENCE RESILIENCY AND RESIDENTS' AWARENESS OF DISASTER PREVENTION (2018)
  • 著者名/発表者名: SATO Ryota、IKAGA Toshiharu、MURAKAMI Shuzo、SEIKE Tsuyoshi、OTSUKA Kaichi
  • 雑誌名: Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ) 巻: 83 ページ: 615～623
  • DOI: 10.3130/aije.83.615
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nocturnal Hypertension (2018)
  • 著者名/発表者名: Kario Kazuomi
  • 雑誌名: Hypertension 巻: 71 ページ: 997～1009
  • DOI: 10.1161/HYPERTENSIONAHA.118.10971
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Hemodynamic arteriosclerotic syndrome - A vicious cycle of hemodynamic stress and vascular disease (2018)
  • 著者名/発表者名: Kario Kazuomi
  • 雑誌名: The Journal of Clinical Hypertension 巻: 20 ページ: 1073～1077
  • DOI: 10.1111/jch.13313
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Effect of Lowering Home Blood Pressure on Subclinical Cardiovascular Disease in Masked Uncontrolled Hypertension (2018)
  • 著者名/発表者名: Hoshide Satoshi、Yano Yuichiro、Kanegae Hiroshi、Kario Kazuomi
  • 雑誌名: Journal of the American College of Cardiology 巻: 71 ページ: 2858～2859
  • DOI: 10.1016/j.jacc.2018.04.017
  • 査読あり
• [学会発表] 住宅内温熱環境の主観評価と要介護度の変化に関する多重ロジスティック回帰分析 (2019)
  • 著者名/発表者名: 小野万里、伊香賀俊治、中島侑江、白石冴香、松本 実紗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 幼稚園の空間・環境設計が幼児の身体活動量に及ぼす影響に関する建て替え前後実測 (2019)
  • 著者名/発表者名: 岩崎えりか、伊香賀俊治、村田義郎、清水賢、張本和芳、白石冴香、松本実紗、浅倉弘尭、小野万里、馬淵勝之
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 住環境と日々の生活習慣が健康状態に与える影響に関する共分散構造分析 (2019)
  • 著者名/発表者名: 奈良玲伊、川久保俊、伊香賀俊治、村上周三、星旦二、安藤真太朗、那須詩織、大門俊介
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 住環境の改善に伴う居住者の健康影響及び経済的便益の推計 (2019)
  • 著者名/発表者名: 野澤将太、川久保俊、村上周三、伊香賀俊治、出口清孝、 那須詩織、大門俊介
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 住宅の断熱改修による温熱環境の変化が居住者の健康状態に及ぼす影響 (2019)
  • 著者名/発表者名: 光本ゆり、伊香賀俊治、村上周三、藤野善久、久保達彦、安藤真太朗、川久保俊、中島侑江、浅倉弘尭、小野万里、馬淵勝之
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 冬季の住宅の推計室温と循環器疾患患者数の関係の地域相関分析 (2019)
  • 著者名/発表者名: 柳嘉範、伊香賀俊治、村上周三、藤野善久、久保達彦、安藤真太朗、川久保俊、石戸拓朗、佐藤亮太
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 住宅内の温湿度と居住者の健康状態に関する研究（その1）断熱改修前後における温湿度変化の把握 (2019)
  • 著者名/発表者名: 大門俊介、川久保俊、村上周三、伊香賀俊治、安藤真太朗、那須詩織
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 住宅内の温湿度と居住者の健康状態に関する研究（その2）冬季の住宅内の温湿度と居住者のアレルギー症状の関係性 (2019)
  • 著者名/発表者名: 鎌田智光、川久保俊、村上周三、伊香賀俊治、安藤真太朗、那須詩織、大門俊介
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 冬季の寝室室温が睡眠効率に及ぼす影響に関するマルチレベル分析 (2019)
  • 著者名/発表者名: 浅倉弘尭、伊香賀俊治、中島侑江、森田えみ、堀大介、笹原信一朗、松崎一葉、柳沢正史、宮城栄重、辻口博聖、原 章規、 中村裕之
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 夏季におけるオフィスの空調方式の違いが執務者の知的生産性に及ぼす影響に関する被験者実験 (2019)
  • 著者名/発表者名: 柳瀬友輝、伊香賀俊治、岡崎愛、関紅美花、加藤秀弥、四方路慶樹
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 冬季の教室環境が生徒の学習効率に及ぼす影響に関するマルチレベルロジスティック回帰分析 (2019)
  • 著者名/発表者名: 加藤秀弥、伊香賀俊治、村田義郎、清水 賢、市原真希、張本和芳、岡崎 愛、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会関東支部研究発表会（東京）
• [学会発表] 有病確率の多重ロジスティック回帰分析と断熱改修による自覚症状変化 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 7） (2018)
  • 著者名/発表者名: 伊香賀俊治、村上周三、 苅尾七臣、 吉野博、吉村健清、星旦二、藤野善久、 鈴木昌、川久保俊、安藤真太朗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 起床時収縮期血圧と室温のマルチレベル分析 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 8） (2018)
  • 著者名/発表者名: 海塩渉、伊香賀俊治、村上周三、苅尾七臣、藤野善久、星旦二、鈴木昌、安藤真太朗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 身体活動量、手足の冷えと室温の関連分析 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 9） (2018)
  • 著者名/発表者名: 伊藤真紀、伊香賀俊治、 小熊祐子、 村上周三、藤野善久、鈴木昌、安藤真太朗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 夜間頻尿と室温の関連分析 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 10） (2018)
  • 著者名/発表者名: 平田晃貴、安藤真太朗、 伊香賀俊治、村上周三、藤野善久、 久保達彦、 鈴木昌、川久保俊
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] WEB アンケートに基づいた執務者の健康、作業効率と執務環境の回帰分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 安部祐子、白石靖幸、 安藤真太朗、 伊香賀俊治、林立也、藤野善久
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] オフィス内の身体活動が自律神経状態と知的生産性に及ぼす影響に関する被験者実験 (2018)
  • 著者名/発表者名: 関紅美花、伊香賀俊治、 田中宏治、 高井啓明、菊池卓郎、田中規敏、西田恵
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 実態調査に基づくオフィス環境が心身の健康と知的生産性に及ぼす影響の検証 （第1報）実態調査の概要 (2018)
  • 著者名/発表者名: 鈴木雄介、伊香賀俊治、 藤野善久、四方路慶樹、平岡雅哉、佐藤正章、権藤尚、海塩渉、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 実態調査に基づくオフィス環境が心身の健康と知的生産性に及ぼす影響の検証 （第2報）オフィス環境が心身の 健康と知的生産性に及ぼす影響 (2018)
  • 著者名/発表者名: 四方路慶樹（慶應義塾大）、伊香賀俊治、藤野善久、平岡雅哉、佐藤正章、鈴木雄介、権藤尚、海塩渉、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 実態調査に基づくオフィス環境が心身の健康と知的生産性に及ぼす影響の検証 （第3報）アンケート調査と生理 量実測結果の関連 (2018)
  • 著者名/発表者名: 権藤尚、鈴木雄介、海塩渉、 平岡雅哉、佐藤正章、伊香賀俊治、 四方路慶樹、 関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 睡眠と室温の関連分析住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 11） (2018)
  • 著者名/発表者名: 古川湧士、安藤真太朗、伊香賀俊治、村上周三、藤野善久、 久保達彦、鈴木昌、川久保俊
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 断熱改修範囲及び CASBEE 健康チェックリストのスコアと室温の関連分析住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査（その 12） (2018)
  • 著者名/発表者名: 那須詩織、川久保俊、伊香賀俊治、村上周三、藤野善久、清家剛、安藤真太朗、大門俊介
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 冬季における室間温度差及び床表面温度が血圧に及ぼす影響の評価 (2018)
  • 著者名/発表者名: 浅倉弘尭、伊香賀俊治、 苅尾七臣、桑原光巨、中村正吾、 中島侑江、白石冴香、 松本実紗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 経済的満足度を考慮した要介護高齢者の冬季住宅室温とFrailの関連 (2018)
  • 著者名/発表者名: 中島侑江、伊香賀俊治、Steven Schmidt、小野万里、星旦二、安藤真太朗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 実測調査に基づく室温の平年値を用いた冬季住宅内温熱環境と脳健康指標との関連住環境が脳機能に及ぼす影響に関する実測調査（その 5） (2018)
  • 著者名/発表者名: 松本実紗、伊香賀俊治、山川義徳、内田泰史、村上周三、安藤真太朗、満倉靖恵、中島侑江
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 冬季の室内温熱環境が高齢者の転倒要因へ与える影響検 証住環境が脳機能に及ぼす影響に関する実測調査（その6） (2018)
  • 著者名/発表者名: 仁部佳央里、安藤真太朗、伊香賀俊治、山川義徳、内田泰史、満倉靖惠、篠原幸志朗、藤田浩平
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 冬季の室内温熱環境が身体、脳機能へ及ぼす影響に関する共分散構造分析住環境が脳機能に及ぼす影響に関する実測調査（その 7） (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤田浩平、安藤真太朗、伊香賀俊治、山川義徳、内田泰史、満倉靖恵、篠原幸志朗、仁部佳央里
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 要介護高齢者の冬季住宅内温熱環境と季節別血圧値に関する実態調査 (2018)
  • 著者名/発表者名: 小野万里、伊香賀俊治、中島侑江、白石冴香、松本実紗
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 冬季における幼稚園の温熱環境と園児の身体活動量に関する日別比較 (2018)
  • 著者名/発表者名: 白石冴香、伊香賀俊治、村田義郎、市原真希、張本和芳、中島侑江
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 学校施設における生徒の活動習慣が学習効率に及ぼす影響に関する実態調査 第1 報 実態調査の概要及び教室環境の把握 (2018)
  • 著者名/発表者名: 清水賢、伊香賀俊治、加藤秀弥、 村田義郎、市原真希、張本和芳、岡崎愛、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 学校施設における生徒の活動習慣が学習効率に及ぼす影響に関する実態調査 第2 報 生徒の活動習慣と学習効率の関係 (2018)
  • 著者名/発表者名: 加藤秀弥、伊香賀俊治、村田義郎、清水賢、市原真希、 張本和芳、岡崎愛、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 見守り支援ロボットの活用に関する研究（その 1） 潜在的要素の把握を目的としたアンケート調査の概要 (2018)
  • 著者名/発表者名: 大門俊介、川久保俊、三田彰、村上周三、伊香賀俊治、那須詩織
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 見守り支援ロボットの活用に関する研究（その2） アンケート調査の分析に基づく見守り支援ロボットの需要の定量化 (2018)
  • 著者名/発表者名: 野澤将太、川久保俊、三田彰、 村上周三、 伊香賀俊治、大門俊介、那須詩織
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 公開統計情報に基づく住民の貧困状況と冬季死亡者増加の関係の分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 石戸拓朗、伊香賀俊治、川久保俊
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 共分散構造分析に基づく住環境と居住者の健康状態の関係性の定量化 (2018)
  • 著者名/発表者名: 奈良玲伊、川久保俊、伊香賀俊治、村上周三、星旦二、安藤真太朗、 那須詩織、大門俊介
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 住民の歩行時間における地域環境の影響の評価 (2018)
  • 著者名/発表者名: 馬淵勝之、伊香賀俊治、中島侑江、石戸拓朗、佐藤亮太、伊藤真紀
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会大会（東北）
• [学会発表] 夏季及び冬季の睡眠の質の向上をもたらす寝室温熱環境に関する介入調査 (2018)
  • 著者名/発表者名: 浅倉弘尭、伊香賀俊治、志波徹、藤本祐子、中島侑江、白石冴香、松本実紗
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 要介護高齢者の冬季住宅内温熱環境と血圧に関する多変量解析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 小野万里、伊香賀俊治、中島侑江、白石冴香、松本実紗
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 要介護高齢者の冬季住宅内温熱環境とFrailの構成概念に関する実態調査 (2018)
  • 著者名/発表者名: 中島侑江、伊香賀俊治、 Steven Schmidt、小野万里、星旦二、安藤真太朗
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 住宅内温熱環境と脳容積値及び脳神経拡散度との関連 (2018)
  • 著者名/発表者名: 松本実紗、伊香賀俊治、山川義徳、内田泰史、村上周三、安藤真太朗、満倉靖恵、中島侑江
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 生徒の活動習慣と教室環境が学習効率に及ぼす影響についての実態調査 (2018)
  • 著者名/発表者名: 加藤秀弥、伊香賀俊治、村田義郎、清水賢、市原真希、張本和芳、岡崎愛、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] WEB アンケートに基づいた執務者の健康、作業効率と各種環境関連指標の回帰分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 安部祐子、白石靖幸、安藤真太朗、伊香賀俊治、林立也
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 執務環境と住環境が心身の健康と知的生産性に及ぼす影響（第1報）アンケート調査に基づく統計分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 四方路慶樹、伊香賀俊治、藤野善久、平岡雅哉、佐藤正章、鈴木雄介、権藤尚、海塩渉、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 執務環境と住環境が心身の健康と知的生産性に及ぼす影響（第2報）アンケート調査と生体情報の関連 (2018)
  • 著者名/発表者名: 権藤尚、鈴木雄介、海塩渉、平岡雅哉、佐藤正章、伊香賀俊治、四方路慶樹、関紅美花
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] オフィス共用空間における身体活動が知的生産性に及ぼす影響に関する被験者実験 (2018)
  • 著者名/発表者名: 関紅美花、伊香賀俊治、田中宏治、高井啓明、菊池卓郎、田中規敏、 西田恵
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 冬期の室内温熱環境と夜間頻尿とのマルチレベル分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤田浩平、安藤真太朗、伊香賀俊治、仁部佳央里
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 幼稚園の温熱環境が園児の身体活動、運動能力に及ぼす影響 (2018)
  • 著者名/発表者名: 白石冴香、伊香賀俊治、中島 侑江
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 床近傍の低温環境が知的生産性に及ぼす影響に関する夏季被験者実験 (2018)
  • 著者名/発表者名: 岡崎愛、伊香賀俊治、三浦眞由美、上田悠、太宰龍太、水谷佳奈
  • 学会等名: 2018年度空気調和・衛生工学会大会（名古屋）
• [学会発表] 執務者の作業効率・健康増進のための執務環境主観評価ツールの開発（その1）評価ツール及びWEBアンケートの概要 (2018)
  • 著者名/発表者名: 安部祐子・白石靖幸・安藤真太朗・伊香賀俊治・林立也・藤野善久・久保達彦
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] 執務者の作業効率・健康増進のための執務環境主観評価ツールの開発 （その 2）WEBアンケートの分析結果 (2018)
  • 著者名/発表者名: 安部祐子・白石靖幸・安藤真太朗・伊香賀俊治・林立也・藤野善久・久保達彦
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] ソーシャル・キャピタルを介した主観的健康感への影響構造モデル ロジスティック回帰分析に基づくコミュニティの健康規定要因の検証（その 1） (2018)
  • 著者名/発表者名: 宮﨑笑里・坂本將・安藤真太朗・伊香賀俊治
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] マルチレベルモデルによる居場所を規定する地域環境要因分析 ロジスティック回帰分析に基づくコミュニティの健康要因の検証（その２） (2018)
  • 著者名/発表者名: 坂本將・安藤真太朗・伊香賀俊治・宮﨑笑里
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] 秋期・冬期の室内温熱環境と排尿症状とのマルチレベル分析 (2018)
  • 著者名/発表者名: 仁部佳央里・藤田浩平・安藤真太朗・伊香賀俊治・藤野善久・久保達彦
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] 室内温熱環境が上肢・下肢筋力へ与える影響の多変量解析 暖房方式が身体機能へ与える影響検証のための実測調査（その 1） (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤田浩平・仁部佳央里・安藤真太朗・伊香賀俊治
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] マルチレベル分析に基づく座位行動への影響評価 暖房方式が身体機能へ与える影響検証のための実測調査（その 2） (2018)
  • 著者名/発表者名: 藤田浩平・仁部佳央里・安藤真太朗・伊香賀俊治
  • 学会等名: 2018年度日本建築学会九州支部研究発表会（大分）
• [学会発表] Influence of environmental humidity on oral dryness among nursing home residents in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Yukie NAKAJIMA, Toshiharu IKAGA, Shintaro ANDO, Tanji HOSHI
  • 学会等名: Indoor Air 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Beneficial effects of physical activity in the office on workplace productivity (2018)
  • 著者名/発表者名: Kumika SEKI, Toshiharu IKAGA, Koji TANAKA, Hiroaki TAKAI, Takuro KIKUCHI, Kitoshi TANAKA, Megumi NISHIDA
  • 学会等名: Indoor Air 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Relationship between indoor temperature in winter and Brain Healthcare Quotient (2018)
  • 著者名/発表者名: Misa MATSUMOTO, Toshiharu IKAGA, Yoshinori YAMAKAWA, Yasufumi UCHIDA, Shuzo MURAKAMI, Shintaro Ando, Yasue MITSUKURA, Yukie HAYASHI
  • 学会等名: Indoor Air 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Indoor Air 2018 (2018)
  • 著者名/発表者名: Takuro ISHITO, Toshiharu IKAGA, Shun KAWAKUBO
  • 学会等名: Analysis of the Relationship between Proportion of Well-insulated Homes and Excess Winter Mortality Based on Statistical Information in Japan
  • 国際学会
• [学会発表] Physical activity intervention for improving learning efficiency (2018)
  • 著者名/発表者名: Hideya Kato, Toshiharu Ikaga, Maki Ichihara, Yoshio Murata, Kumika Seki
  • 学会等名: ISAIA 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Experimental Effects of In-Office Physical Activity on Workplace Productivity (2018)
  • 著者名/発表者名: Kumika Seki, Toshiharu Ikaga, Koji Tanaka, Hiroaki Takai, Kitoshi Tanaka
  • 学会等名: ISAIA 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Effect of the Thermal Environment in Kindergartens on Children’s Physical Activity and Athletic (2018)
  • 著者名/発表者名: Saeka Shiraishi, Toshiharu Ikaga, Yukie Nakajima
  • 学会等名: ISAIA 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Analysis of the Relationship between Social Deprivation and Excess Winter Mortality Based on Statistical Information in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Takuro Ishito, Toshiharu Ikaga, Shun Kawakubo
  • 学会等名: EcoBalance 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Cold, poor and frail: a Cross-sectional study on community dwelling older people in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Yukie Nakajima, Steven M Schmidt, Agneta Malmgren Fange, Tanji Hoshi, Mari Ono, Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: GSA 2018 Annual Scientific Meeting
  • 国際学会
• [学会発表] Field survey on bedroom thermal environment and sleep quality in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Hirotaka Asakura, Toshiharu Ikaga, Yukie Nakajima, Emi Morita, Daisuke Hori, Shinichiro Sasahara, Ichiyo Matsuzaki, Masashi Yanagisawa, Sakae Miyagi, Hiromasa Tsujiguchi, Akinori Hara, Hiroyuki Nakamura
  • 学会等名: ICEERB 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Field Survey of Medical History and Use of the Japanese “Kotatsu” Heating System in Winter among Older Adults in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Mari Ono, Yukie Nakajima, Saeka Shiraishi, Misa Matsumoto, Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: ICEERB 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Retrospective study of cold indoor temperature and healthy life expectancy among community-dwelling older adults (2018)
  • 著者名/発表者名: Yukie Nakajima, Mari Ono,Shintaro Ando, Tanji Hoshi, Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: ICEERB 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Housing Insulation and Health Intervention Study in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: Pulse of Asia 2018
  • 国際学会 / 招待講演
• [学会発表] Impact of Indoor Temperature on Morning Home Blood Pressure in Winter: Baseline Data from a Non-Randomized Controlled Trial in Japan (2018)
  • 著者名/発表者名: Wataru Umishio, Toshiharu Ikaga, Kazuomi Kario, Yoshihisa Fujino, Tanji Hoshi, Shintaro Ando, Masaru Suzuki and Shuzo Murakami
  • 学会等名: Pulse of Asia 2018
  • 国際学会
• [学会発表] Field survey on Impact of living environments on brain, cardiovascular, respiratory and locomotive system and co-benefit evaluation of disease and long-term care prevention (2018)
  • 著者名/発表者名: Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: The 18th Science Council of Asia Conference
  • 国際学会
• [学会発表] Field survey on Impact of living environments on brain, cardiovascular, respiratory and locomotive system and co-benefit evaluation of disease and long-term care prevention (2018)
  • 著者名/発表者名: Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: International Conference on Health and Environment in Human Settlements
  • 国際学会
• [学会発表] Field survey on Impact of living environments on brain, cardiovascular, respiratory and locomotive system and co-benefit evaluation of disease and long-term care prevention (2018)
  • 著者名/発表者名: Toshiharu Ikaga
  • 学会等名: 2018 International Workshop on Energy and IEQ in Chinese Residences
  • 国際学会
• [備考] 慶應義塾大学理工学部伊香賀俊治研究室ホームページ
  • URL: http://www.ikaga.sd.keio.ac.jp/
• [備考] 住環境が脳・循環器・呼吸器・運動器に及ぼす影響実測と疾病・介護予防便益評価
  • URL: https://ikaga-healthylife.jp/
• [備考] ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト「健康長寿を実現する住まいとコミュニティーの創造」
  • URL: http://www.ikaga-yusuhara.jp/