研究課題
本研究は睡眠時間制御に重要なカルシウム依存的な過分極経路の睡眠恒常性における役割を明らかにしようとするものである。本年度は、新規睡眠時間制御遺伝子としてKcnk9を報告し、カルシウム依存的な過分極経路および非依存的な過分極経路が睡眠時間の制御重要であることを明らかにした。また睡眠恒常性の指標であるデルタ波の解析を行い、同経路と睡眠恒常性の関連を明らかにした。これらの結果をまとめ、PNAS誌に共同筆頭著者として論文を執筆した(Yoshida and Shi et al., 2018)。また同論文を評価され、European Sleep Research Society 24thのシンポジウムで招待講演を行った。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2018
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
巻: 115 ページ: E9459 E9468
https://doi.org/10.1073/pnas.1806486115
Cell Reports
巻: 9 ページ: 2231-2247.e7
https://doi.org/10.1016/j.celrep.2018.07.082