プラスミノーゲン蛋白を欠損したマウスの大腿骨の骨折術+骨接合術(髄内釘法)を行った。さらにアンチセンス療法として、α2Anti-Plasminのアンチセンスを用いて、プラスミノーゲンヘテロマウスならびに野生型マウスに、アンチセンス療法を行い、プラスミン活性をあげた状態で骨折させた。レントゲンにて骨折の修復程度を野生型と比較した。骨折骨を組織学的評価した。結果、アンチセンス療法を行った、野生型マウス、ならびにヘテロに関しては、レントゲン上で明らかな違いを認めず現在病理組織で解析中であり、今後なんらかの結果が分かるかもしれない。今後病理組織だけでなく、新生血管などの状態に関しても検証していきたい。
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