研究課題
【小児高血圧症患者の顎顔面骨の成長および歯槽骨の骨微細構造の評価(臨床調査)】1.歯科用X線画像を用いた顎顔面骨形態および骨年齢の評価書面で同意を得た、小児高血圧症患者の全身成長を記録するとともに、矯正歯科的検査である頭部X線規格写真を撮影し、顎顔面骨の形態計測を行った。なお、顎顔面骨の成長量を計測するため、年に一回セファログラムの撮影を実施した。さらに、全身性成長の指標として、身長および体重のデータのみならず、小児の矯正歯科的検査である手根骨X線撮影を行い、手根骨末端の様相から、骨年齢(骨成熟度)を評価した。現在サンプル数を増やし、データ解析を進めている状況。2.歯科用CT(コンビームCT)画像を用いた上下歯槽骨の3次元骨微細構造の解析矯正歯科治療のために術前検査で撮影された、上下歯槽骨の歯科用CT撮影データを元に、3次元CT解析ソフトウェア(3D-Bon,ラトック社)を用いて、CT閾値を設定し、上顎と下顎の左右側第一大臼歯の周囲の①骨密度BV/TV(Bone Volume Fraction)(%)、②骨量幅Tb.Th(Trabecular Thickness)(μm)、③骨梁数Tb.N(TrabecularNumber)(1/mm)を計測するため、現在サンプル数を増やしている。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Arch Oral Biol.
巻: 99 ページ: 73-81
10.1016/j.archoralbio.2019.01.001.