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2018 年度 実績報告書

スポンジ担体の特性を有効利用した窒素除去プロセスの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17H06703
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

渡利 高大  長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (90800540)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
キーワードAnammox / 生物処理 / 窒素除去 / 排水処理
研究実績の概要

これまでの研究から down-flow hanigng sponge (DHS) リアクターはスポンジ担体の表層においては酸素が十分に存在する好気状態であるが, スポンジ担体の深部では, 酸素が存在しないあるいは低酸素状態である嫌気無酸素状態であることが明らかになっている。本研究では、本スポンジ担体を閉鎖型リアクターに充填し, 空気孔の大小や数によって酸素量の調整が可能であることに着目し, DHSリアクターを利用した一槽式部分硝化-Anammoxプロセスの開発を試みた. 本年度は、新たにバイオリアクターを設置し更なるプロセスの改善を目指した。スポンジ担体の検討では、現在DHSリアクターの主流になっている円柱形のものより四面体で表面積を多く取ったものの方が、一槽式部分硝化-Anammoxプロセスに適している結果となった。また微生物解析の結果から、これまでの報告からもあるように菌体自体を有機物源として様々な脱窒菌が活動しており、有機物を供給しない人工排水を用いた実験でもAnammox反応だけではなく従来の硝化脱窒反応で窒素除去が行われた。以上の結果から、一槽式部分硝化-Anammoxプロセスを行うDHSリアクターの開発に有益なデータを得られた。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] デルフト工科大学/UNESCO-IHE(オランダ)

    • 国名
      オランダ
    • 外国機関名
      デルフト工科大学/UNESCO-IHE

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公開日: 2019-12-27  

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