インヒビンに対するactive immunizationを誘導するために、(1) カニクイザル卵胞で発現しているメジャーなインヒビンαのスプライシングバリアントを同定した。同定したバリアントの配列を基に免疫誘導を行うための“ヤギ”インヒビンと類似または共通のアミノ酸配列を同定した。(2)また血清AMH値を測定することによる卵巣予備能の高い採卵候補カニクイザルのスクリーニングシステムの構築を行った。(3)さらにカニクイザル発生工学研究の発展型として、Oct3/4のレポーターとしてtdTomatoを発現するカニクイザルES細胞を作製した。
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