研究課題
研究活動スタート支援
アントシアニジンの1つであるデルフィニジンは多彩な生体調節作用が報告されているが、「なぜ効くのか」という入り口部分の研究が欠落しており、その作用機構は不明な点が多い。本研究では、網羅的遺伝子スクリーニング法を利用することでデルフィニジンの機能性を担う遺伝子を同定することに成功し、デルフィニジンが機能性を発揮する作用機構の一端を明らかにした。
食品機能学
本研究の遂行により、デルフィニジンの生理作用メカニズムを解明することができ、食品の機能性研究において高いインパクトを与えた。また、本研究の手法を活用することで、多様な食品成分の生理作用機構解明に貢献できる。