研究課題
平成30年度における成果は以下にまとめられる。i)4D-CADを用いた住居損壊予測モデルの開発(継続) 住居損壊予測モデルとして3次元モデルに対して地震波を入力することで、構造解析を含めた廃棄物発生予測モデルの拡張を行った。前年度に引き続き3D-CADソフトウェア内での物理演算による外装材の剥落リスクの推定が、タイルごとに可能なるようにモデルの拡張を行った。また並行して、外部ソフトであるFrontISTRを用いた有限要素法解析を用いることで、経時的な発生荷重と破壊部位の特定がより高い精度で推定可能となり、発生瓦礫の堆積などのシミュレーションによる回収廃棄物の組成分析も可能となった。ii)最適方策立案モデルの開発 震災瓦礫の発生予測および処理負荷に基づく最適化手法の提案を行った。GISツールであるArcGISProを用いて地理的要因を鑑みた推定が可能となり、①震源地に基づく被害予測分布、②被災瓦礫分布、③既存処理施設性能マップの作製が可能となった。これに大型震災時に設置される臨時処理施設の配置提案を行うことで、震災廃棄物処理負荷の最適化を可能とした。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Engineering, Construction and Architectural Management
巻: 26 ページ: 2186~2205
10.1108/ECAM-11-2018-0492
Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ)
巻: 83 ページ: 773~779
https://doi.org/10.3130/aijs.83.773
https://www.arch.ues.tmu.ac.jp/research/anual/