精神科STと非精神STでは、ひと月の精神科訪問件数の差が大きかった。また、精神科STでは経験月数により不安な時期・自信を獲得する時期など成長のプロセスがあるが、非精神STでは顕著ではないことが明らかになかった。精神科訪問看護では方向性に迷いが生じやすいことは共通していたため、具体的な「how to」のプログラムよりも、看護の方向性の指針となるようなプログラムが必要ということが明らかになった。そこで、新人スタッフが自分で考え・個別性を考慮した援助ができるようなプログラムを開発することで、成長し、継続して働くことができると考える。
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